イジメ

同じクラスの女子からイジメられた経験

私が中学2年生になったばかりのころ、初めて同じクラスになった女子が、私のほうを見ていきなり「きもーい」と言ってきました。そのときは相手の名前も知らなかったほどなので、最初は自分のことを言われているとは分かりませんでした。
しかし、そのあとも何回も私に向かって言ってくるので、さすがに私も気がつきました。言ってくる子はどちらかというと友達が多く、おしゃれが好きそうな子でした。一方の私はアニメ作品が大好きなオタクで、メイクなどに興味の無いタイプでしたが、みんなにアニメのことを話したりはせず、同じ趣味の友達とだけ盛り上がり、あとは大人しくしていました。なので、いきなり「きもい」と連発されて、困ってしまいました。
ある日私は、仲の良かった他のクラスの友達に、このことについて相談しようと思いました。手紙に「同じクラスの○○さんが、私のことをきもいと言っている。どうしたら良いか」といった内容を書きました。すると、書いているところを見ていた別の女子から話が広まってしまい、「きもい」を連発していた子にも私が手紙で相談しようとしていることがバレてしまいました。
「きもい」と言ってきた子は、わざわざ私に手紙を渡してきました。そこには「私、××ちゃんのこと、きもいってゆってないよ。」と書かれていました。でも、同じクラスの子によると、彼女が私が席を外している時に「この席って誰だっけ?」と聞いて、近くの男子が「××じゃね?」と答えたら、やっぱり「きもーい!」と言っていたそうです。「ゆってない」という書き方にもイラッとしましたが、平気で嘘をつくところもすごい根性だなと思いました。
理不尽な理由で「きもい」と言われ続けて、手紙の件も知られてしまった私は、どうしてもクラスにいられなくなり、保健室登校を選ぶことになりました。その女子が「きもい」と言っていたことは、クラスのほとんどの女子が知っているはずなのですが、学校側はいじめとは捉えてくれず、原因究明もせず、勝手に私が不登校になったと決めつけました。
実は「きもい」と言っていた子は、優しい子を味方につけるのが上手で、誰にでも親切な女子を親友みたいにしていました。親切な子は私に対する「きもい」という言葉をそばで聞いていても「え、××ちゃんかわいいじゃーん」と言うだけで、ちゃんと注意することはありませんでした。私が保健室登校になってからも、その二人の関係は壊れたりしませんでした。
私をいじめた相手は、今地元で美容師をやっているそうです。街中で会わないかと、今でもびくびくします。ですが、すれ違っても絶対に話はしないし、何か言われても無視するつもりです。タイプが違うなら、いじめないで放っておいてくれればいいのに、と思います。
大人になって、いじめをする子は幼稚だったんだな、と分かるようになりました。

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